マイ・ボーイ/My Boy
命に限りがある以上、避けては通れません。
エルヴィスに憧れ、エルヴィスの家に忍びこんだ、ブルース・スプリングスティーンさえも、「なんであのエルヴィスがあんな死に方をしなければいけなかったんだ」と言うほど、その死は痛々しくもありました。
その母親は他界します。エルヴィスが兵役に就いていた時期のことです。傍にいてやれなかったことは、彼をどん底に突き落としたことは容易に想像がつきます。
70年代ステージに立ち続けるにつれ、結婚生活も破綻していきます。正確には破綻させたようにさえ映ります。
愛に応えたい、応えても応えても、応えたりない思いは痛み。
自立した子どもは親に興味を持ってほしいと思いながら、むやみに愛してほしくはない。親は子を思い、どれだけいたわり尽くしても、その現実を受け入れるしかないのです。
共に別離を覚悟して生きることが必要なのでしょう。
多くの動物たちと同じように、人もまた。
<マイ・ボーイ>はエルヴィスの離婚直後にリリースされ、ファンならずとも、その痛ましさに驚いた名曲です。
ファンは、歌は息子になっていますが、愛してやまなかった一人娘、リサ・マリーとの別れを歌ったものと想像しました。
眠っているのは知っているけどどうしても待てないことなんだ
手遅れになる前に説明しておきたい
ママとパパの愛情がついに枯れ
うちはもう幸せな家庭ではないことをでも、
できるだけの努力はしたんだよ
★息子よ、私の全てである
おまえは私の人生であり、誇りであり、喜び
私がここに残るとしたら、それはおまえのためだけ
なぜこんなことになったのか理解するのは難しいだろう
パパとママはまるで他人のように
互いの気持ちを動作にあらわすだけ笑い、泣き、全てに負け
できることは何もかもやったでも、
今まで通りにここで暮らすよ
くり返し★
さあ、眠りなさいおまえは何も聞かなかった
その小さな夢を壊し辛い思いをさせる必要などない
人生はお伽話なんかじゃないと
いつかきっと分かる日がくる
でも、今はまだ幼いおまえだから
ここでおまえの成長を見守ろう
You're sleeping son I know
But I really just can't wait
l wanted to explain before it gets too late
For your mother and me love has finally died
This is no happy home
But God knows how I tried
* Because you're all I have my boy
You are my life my pride my joy
And if I stay I stay because of you my boy
know it's hard to understand
Why did we ever start
We're more like strangers now
Each acting out of herat
I've laughed l've cried l've lost every game
Taken a that I can take But l'll stay here just the same
Repeat *
Sleep on you haven't heard a word
Perhaps it's just as well
Why spoil your little dreams
Why put you through the hell Life is no fairy tale
And one day you will konw
But now you're just a child
I'll stay here and watch you grow
Repeat 2 times
エルヴィスの汗は涙に見えます。
エルヴィスが母を心配して過ごした日々、
それはとっても素敵なGOO TIMESだったのでしょう。きっと。
0 件のコメント:
コメントを投稿